2011年 02月 18日
学校図書室の充実を
きっかけは、「町田の学校図書館を考える会」の昨年末の講座に
出席したからでした。
それまでは、学校の図書室の存在は重要で蔵書の充実や利用し
やすい環境整備は必要だと漠然と感じていました。
図書室の整備については、図書ボランティアの方を中心に整理
整頓されていると思っていましたし、実際にどこの学校の図書館
も展示やほんの配列が工夫され、子どもたちが図書室でじっくり
本に触れられるような工夫がされています。実際に町田の小中学
校の図書ボランティアの方の多くは司書資格を持ち、勉強もされ、
ボランティアのわずかな報酬では申し訳ないほどの仕事をしてい
ただいています。
でも学校図書室(館)の役割はそれだけではなく、子どもたち
が本に触れ、読書に親しむだけでなく、学習や趣味で知りたいこ
とを自分の力で資料を探し、調べる力を養うことができるように
することです。子どもが調べるときに何を見ればいいのか、提示
し、アドバイスするのが図書館司書の大きな仕事です。
それと、先生たちがより深く子どもたちに学習内容を教える
ための資料提供なども、行えるのです。授業で使いたいものを
司書の方に頼んでそろえてもらうことも出来ます。このような
機能が発揮できれば、どれだけ学習を豊かに広げることが出来
るでしょう。新採の先生たちにとっても、力強い助っ人になるで
しょう。町田市では、本来あるべきと図書館司書の機能を認めず、
単に図書室の整理整頓と貸し出しを行うだけの役割としか考えて
いないために、他の学校ボランティアと横並びで位置づけている
のでしょう。何とか、そこを突破させたいものです。
by ryuko212
| 2011-02-18 00:41