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放射能から市民の暮らしと健康を守るために

 国政では管内閣から野田内閣へと変わる中、町田市は3回定例議会(9月議会)

が開かれています。

 私は9月2日に一般質問をおこないました。

 一問目は全議会でも大きな争点だった放射能汚染の問題です。福島第1原発事

故から、すでに半年も経ったのに、収束どころか今もなお放射能を出し続け、遠く

離れた町田にもさまざまな形で被害を及ぼしています。佐藤さんが剪定枝堆肥の

汚染問題を取り上げたのに続いて、私は成瀬、鶴見川クリーンセンターの下水処理

汚泥の処理について問いました。町田市の汚泥焼却灰は国の処分可能基準800

ベクレルより低く、埋め立てできる値ですが、放射能が検出されました。そのた

めこれまでエコセメント材料として活用できず、民間の埋め立て処分場でも引き

取ってもらえず、クリーンセンターの施設内に詰め込まれています。毎日増え続

ける汚泥の焼却灰は、いま沈殿池の建物に積み上げられています。国の基準は結

局何の意味も持ちません。一日も早い処分を求めるとともに、国に対して処分場の

確保も含めて責任ある対応を求めると共に、東電に処理費用の負担を求めるよう

提案しました。

 また、放射線の測定を小中学校、幼稚園、保育園など子どもが過ごす場所を重

点に測定箇所を増やすよう強く求めました。地域保健部長は測定箇所の拡大はす

るが、子どもの過ごす場所を重点に測定することについては、行うとは答弁せず、

引き続きもとめていかなければなりません。
by ryuko212 | 2011-09-06 09:16