2012年 11月 18日
がん治療の新しい治療法に希望
思わず手に取り、購入しました.
親しい人が、つい最近おなかの調子が悪いと病院に行ったら、がんらしいと入院に
なってしまったのです。それまで元気になんにでも積極的に取り組んでいたので、想
像もしなかった結果になにかできることがと思っていたせいか もしれません。
いきなりがんの宣告をされ、何らかの治療が必要となったときのに、当事者の気持
ちは本当に複雑だと思います。 病気に負けたくないという思いと、がんという得体の
しれない病気への不安と… 。
がん治療は、これまで手術による外科治療、放射線治療、抗がん剤による化学療法
の3つだけでした。いずれの治療も体にとって、ダメージのある治療です。
そのなかでも再発したり重症化した場合に、多くは化学療法がメインとなります。抗が
ん剤はとくに大変だということを聞いていました。体力がなくてはむずかしいのでは・・・
友人が治療で食事がとれず痩せてきたと聞いて、もっと負担の少ない治療はないのだ
ろうかと考えたのです。がんペプチドワクチンという第4の治療法があるということを、この
本で初めて知りました。まだ治験の段階で実用までは時間と多額の費用が必要と、たま
たま今晩のNHKの夜の番組でやっていて、あまりにタイムリーでビックリでした。
またすべてのケースに等しく効果があるかもわからないということで、もっと研究
が進めば、大きな可能性があります。体力が落ちた患者にも確実な効果のある療法として
ぜひ確立してほしいものです。
by ryuko212
| 2012-11-18 23:25