2013年 04月 26日
視察で学んでいます
お話を伺っています。今週は市民病院と障害者施設を見せていただきました。
市民病院の視察も久しぶりに伺い、緩和ケア病棟と、小児科、NICU病棟を
見せていただきました。以前視察させていただいたときはまだ建設したばかりで、
入院している方がいないところだけだったのですが、今回は緩和ケア病棟やNI
CU、GCU(乳児のICU)に入らせてもらって、見せていただきました。
緩和ケア病棟はがんで苦しむ患者さんとご家族を癒す工夫や仕組みが作られ、
ていました。ゆったりとしたスペースで家族と一緒に過ごせる特別室は一日5万
円ということで、利用者が少ないというので「料金を下げてもっと利用できるよう
にしては」と聞くと「いま検討中なんです」ということでした。
またこれまで、緩和ケアの利用は市民病院に通院している患者さんに限定し
ていたのですが、ここのところ他に通院している患者さんにも広げ、相談日を
設定してそこで必要な方は入院できるようにするなど、改善が図られていてよ
かったです。利用状況や市民の声に敏感に吸い上げて改善を図っている姿勢
には市民病院が前向きに進んでいることをれしくおもいました。
NICUは1500g未満の未熟児の生まれたばかりのお子さんがケースの中で
一生懸命手足を動かしている様子を見て、命の重みを感じて本当に感動しまし
た。 ちょうど面会時間が始まったところで、お母さんがケースの中のお子さんに
語りかけ、優しくなでているのを見て、早くわが子を胸に抱いて帰りたいだろうと
一日も早く無事 退院を迎える日を願わずにはいられませんでした。
最後に市民病院の電力やガスなどをつかさどるエネルギー棟を始めて見せて
いただきました。停電時に電力を作る施設や省エネのコジェネレーションシステム
などについても委託業者のリーダーの方が詳しく説明してくださいました。
by ryuko212
| 2013-04-26 12:10