2010年 08月 28日
安心してくらせる療養型の病院の整備を
「母が腸管に穴が空いて、手術でストマを装着したが、転院を迫られている。
転院先をソーシャルワーカーに紹介してもらったが、18万円から20万円は必
要とのこと。本人の年金は障害年金だけで、毎月負担ができるか心配。」というの
です。病状についてうかがったら、すでに気管切開の手術をされているとのことで、
一般の療養型病床では入院できるところが少ないと言うことが、調べてみて分かり
ました。気管切開、ストマのかたを、 引き受けてくれるところは、高齢者の療養病
床と一般の入院病床を併設した病院が多く、しかも通過施設として短期での入院
となり、長期型療養病床のあきまちと言うところが多いようです。
どこもソーシャルワーカーなど入院相談の方が、親切に対応してくださり、たち
いった料金のことも親切に教えてくださいましたが、やはり多くが18万円くらいは
必要(障害者医療減免を利用しても)というところが相場のようです。
在宅介護で支えようと思っても、気管切開やストマの処理など、24時間の看護
が求められ、当然今の仕事を辞めなければなりません。
わたしも親と同居していますが、どちらかを選択せざるを得ないときがくることでし
ょう。そのとき、本人の年金で必要な医療が受けられるような医療機関、患者が信頼
して暮らせる療養型病院がもっとたくさん必要だと痛切に感じます。
それと在宅での介護を家族に押しつける今の介護保険制度も、抜本的な改善が
求められています。今回の一般質問でがんばらなくては・・・
by ryuko212
| 2010-08-28 11:27