2011年 07月 19日
「原発からの撤退」求める声広がる
連日行動しました。
暑い中ですが訴えていると足を止めて署名に協力してくださる方が
いて、励まされます。マイクを片手に「放射性物質を生産し続け、使用
済み核燃料の処理も確立されていず、いったん事故を起こせば時間と
空間を常識を越えた影響を与え続ける原発の危うさ」と、「撤退の決
断こそ新しいエネルギーに転換する第一歩」と訴えると、道行く人から
いろいろな反応があります。「段階的と言わず、すぐにでも原発やめる
べき。電力は余っているんだから、口車に乗ってはだめ。」と顔見知りの
Sさん。「何夢みたいな事言っているのか、コストもかかるんだからその
事も訴えるべき」「昔から原発の問題を指摘していたのは共産党。もっと
がんばって」などいろいろな考えの人と対話が、署名する人、しない人に
関係なく盛り上がり、署名に取り組んだ人はいろんな声が聞けて面白い
といっています。
確かにこれまで放置してきた自然エネルギーを導入する初期投資は必
要です。でも次々に明らかになる放射能被害による経済的ダメージは、人
体や環境への影響を分けて考えても、莫大な物であり、再生可能エネル
ギーへの移行のための前向きな財政投資のほうが経済効果もあり、意義
も大きいと思います。いまこそ、日本のエネルギー政策を舵を切り替える
時ではないでしょうか。
by ryuko212
| 2011-07-19 10:40