2012年 07月 10日
エアコン有効に利用を
情報交換で、話された小、中学校の校長先生や生活指導の先
生たちの共通の話題となったのが、エアコンです。すべての中学
校に設置されたエアコン。蒸し暑い日は有効に活躍しているはず、
と思いきや、エアコンをつけてもいい温度の喜寿運が28度以上に
決められているため、なかなか基準を超えず、かなり蒸し暑い日で
もつけられないとのことでした。
とくに授業のスタート時は気温が低く、昼近くなって、28度をこえて
からスイッチを入れても涼しくならず、一度窓をしめても、またあける
ことになり、エアコンのありがたさを実感したことはまだないとのこと。
もう一校は今まで一度も使ったことはないとのことでした。
またスイッチを入れられないもう一つの理由が「節電」です。昨年学
校に課せられた15%の節電計画。
きびしい基準をクリアした学校に、今年はさらに2%の節電命令がだ
されているとのこと。クリアするためには、エアコンなど電気を消費する
電気製品は使えないのです。
折角、すべての学校にエアコンをつけても、実態に合わない厳しい基
準ではこどもたちに快適な学習環境を提供するために活用できないと
いうことになります。
設置はこれからの小学校でもこの話を聞きながら、エアコン基準の厳
しい現実にがっかりしているのでは…
また、エアコン設置は普通教室だけで、美術室や家庭科室は枠外です。
特に特別教室は最上階が多く、過酷な条件で子供たちが学んでいる実態
も話されました。
この実態を伝えて、もっと実態に合った活用ができるよう基準を下げると
ともに、特別教室にも設置するよう基準をていかなければ・・・と話を伺いな
がら、感じました。暑い夏、子供たちが元気に健康に過ごせるように!
by ryuko212
| 2012-07-10 22:06